JUGEMテーマ:
北海道の登山10数年前に利尻島を旅行した時に『利尻山』は美しい山として強く印象に残った。
登山をするようになってからずっと登ってみたいと思っていた『利尻山』だったけれど、単独で登山をする踏ん切りがつかず、なかなか実行に移せずにいた。
今冬、登山歴の長い同僚が『利尻山』へ行くことを検討していることを知って、一緒に登山をする約束した。
天気予報や仕事の状況をみて、7月14日に札幌出発、利尻島へ渡ってテント泊、翌日 登山をする計画を立てた。
登山後は体調次第で行動を決めることにしたので、16日は休暇を取って、7月14日 8時に札幌を出発した。
高速道路は混雑していたけれど、旭川以北は順調で予定どおり14時前に稚内市へ到着した。
フェリーの出航まで時間があるので、道の駅へ向かった。
約4年振りに稚内市へ来たけれど、道の駅はJR稚内駅が併設されており、駅は新しくなって周辺の様子も一変していた。
道の駅内にあるセイコーマートで明日の食料を調達して、フェリー乗り場へ向かった。
稚内〜利尻島(鴛泊)の2等 往復券(4,360円)を購入して、15時40分発のフェリーに乗船した。
フェリーのデッキから美しい『利尻山』が見えた。
憧れの山『利尻山』を登る実感がわいてきた。
下船後、重たい荷物を背負ってどの程度歩けるのかを試す登山でもあったので、フェリーターミナルから約4km離れた鴛泊登山コースの3合目にある「利尻北麓野営場」まで歩いて向かうことにした。
「利尻北麓野営場」へ向かう前に、市街地を散策をしていると、不思議な外観の『一膳飯屋☆眉倶楽部』というお店があったので、夕食を食べることにした。
通された部屋は、お店という雰囲気はなく、居間のようなスペースだった。
『好評のタコカレー』(800円)を注文した。
家庭的なカレーに、柔らかなタコが入っており、普通に美味しかった。
「利尻北麓野営場」までの道中は、緩やかな登りの舗装路でだったけれど、リュック(75リットル)がパンパンになるほど荷物を持ってきたので、全身から汗がふきだしてきた。
約45分歩いて「利尻北麓野営場」へ到着した。
日没が迫っているので、あわててテントを設営した。
テントを設営後、管理棟へ行くと、清潔なトイレや自動販売機があった。
設備も整っており、とても快適な野営場だった。
テントに戻り、翌日の朝は早いので寝袋に入ったけれど、外人グループが宴会をしており、とても賑やかで全く眠れなかった。
楽しそうな宴会は23時30分で終わったけれど、慣れないテント生活と妙な緊張感があってほとんど眠ることが出来ずに朝を迎えた。
4時前にテントを出ると、登山の準備をしている人達がいた。
寝不足で体は重たいけれど、パンを食べて、予定どおり4時30分に登山を開始した。
4時37分 日本名水百選の『甘露泉水』を通過した。
いつもは歩き始めてしばらくすると体が軽くなってくるけれど、全く調子が上がってこない。
4時59分 4合目『野鳥の森』を通過した。
5時23分 5合目『雷鳥の道』へ到着した。
振り返ってみると、雲海が一面に広がっていた。
登山道が緩やかな登りなると、同僚のペースに付いていけなくなってきた。
ペースを乱して申し訳ない気持ちと自分の体力不足を痛感しながら進んだ。
陽射しも強くなってきて汗が止まらない・・・
5時49分 『6合目 第1見晴台』へ到着した。
相変わらず雲海が広がっていた。
5時55分 6.5合目にある携帯トイレ専用ブースを通過し、6時8分 『7合目 胸突き八丁』へ到着した。